任意売却とは

通常、住宅ローンの返済ができずに滞納してしまうと、自宅が競売にかけられインターネットなどに公開され、通常よりも安くたたき売られてしまいます。また、競売で残ってしまったローンの残債については一括での支払いを要求されてしまうことになるのです。
そこで、任意売却とは、債権者である金融機関と交渉して競売ではなく一般の市場で売却する方法のことをいいます。
任意売却であれば、一般の不動産の売却と同様に適正な市場価格で売却することができ、住宅ローンの返済が滞ったことも公になることはありません。
また、残ってしまった残債も分割払いや退去時に引っ越し代の交渉も可能なのです。

一般市場で売却するので、相場で売却ができ、債務をより多く減らせます。

引越先のご紹介と引越代金の捻出が可能です。

破産でも免責とならない税金などの債務を優先的に返済にまわせる可能性があります。

通常の販売活動であり、近所などに売却の事情を知られることがない。

落札者の多くはプロの不動産業者。競売落札後に改装等を行って再販売するので落札額は市場価格よりも低くなり、その分債務が多く残ります。

強制執行が可能なため、引越先や引越代がなくても立退きをさせられます。

税金などの未払債務がそのまま残ります。

執行官から建物内の写真撮影や居住状況の質問をされる。また写真はネットなどで第三者にも公開されます。